隷書 漢詩
題名、利洲南渡 作者、温(おん)庭(てい)筠(いん)
2010年 21世紀国際書展 出品
サイズ…縦198cm×横45cm 書体・・・隷書(れいしょ)
内容・・・澹然空水对斜晖,曲岛苍茫接翠微。 波上马嘶看棹去,柳边人歇待船归。 数丛沙草群鸥散,万顷江田一鹭飞。 谁解乘舟寻范蠡,五湖烟水独忘机
川の波が点滅するように夕日に映え、湾曲した小島の山は豊かな緑をたたえ連なり細い雲が棚引いている。川から渡し船を徐々に引き揚げる。馬がいななき、人は川岸で乗船する船の帰りを休憩しながら待っている。船を航行し走らせる付近の草むらにカモメがまばらにい、広大な川の上を一羽の白鷺が飛んでいる。誰が辞官して追われた古の英雄の心情を察し当てる事が出来るだろうか?私は独り世俗から離れ、五湖の煙の様な水に身を寄せる。心境は無心だ
作者の思い…印の朱も古代朱を用い、紙も古さを感じる様な全体的にレトロに仕上げました。
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作成日 | 2011年10月03日 21:22 |