国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上





こぼれさすひかり 青色

柔らかい膜に包まれた安堵
僕の瞳孔がしずかに閉じてゆく

(笑うわらう誰かさんの銀歯きらり光る)

部屋は温かな翠色した液体に満たされている
丸くなり寝息をたてれば
きっと同時に命無くすのだろう

投げ出した腕の先
クリーム色した指先
どうも好きになれない



死に際のあなたの手は
確かもっと綺麗な白でした



(先刻から矢鱈と白衣姿がちらつく。お前は要らない。)




08/05 01:53

カテゴリ
文芸・詩
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?
325 0 0 0

BRAVO SEAL

PICKUP GALLERY

COMMENT

会員登録をしてコメントしよう!