利休根付「孤猿」
自分用の根付。
モチーフは「猿」、鹿正の干支。
彫ろうと決めたのは「離れ猿」。
群れを追われて、単独で暮らす雄猿のこと。
葉を落とした樹上で、
孤独と寒さと飢えに身を縮ませて。
明日の命も知れない状態なんだけど、
まだ目は全然死んでない。
これから開ける未来を、じっと睨み続けている。
要はこれ、一種の「自画像」。
「梢に蜂」と同じく、
一輪挿しのフォーマットを利用した「利休根付」。
指先の爪とか、口中の歯とか。
鹿角に於ける細密表現の限界に挑戦してみた。
つかもう、ちょっと限界超えてる。
サイズは高さ108mm x 幅18mm x 奥行き28mm。
本体は鹿角。
目玉部分に鼈甲と水牛角とを使用。
サイズは高さ40mm x 幅36.5mm x 厚さ7mm。
大きい画像は「鹿正洞」:
http://www.nns.ne.jp/ent/p-design/rokusho-dou/Rokusho-do.html
内の ギャラリーにて。
***********************
・スケッチ
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10783059910.html
・生地取り
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10784160992.html
・粗彫り
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10785245751.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10785636085.html
・本彫り
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10786289186.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10787404560.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10788508276.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10789602182.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10791460403.html
・目玉作り
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10791745244.html
・面張り
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10793910661.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10794937154.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10795964324.html
・研磨
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10797053586.html
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10798173333.html
・台座作り
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10799033333.html
・染め付け
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10799308253.html
・組み立て/完成
http://ameblo.jp/rokusho-dou/entry-10800466148.html
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
作成者 | |
---|---|
作成日 | 2011年11月08日 02:19 |
BRAVO SEAL
FAN 33
PICKUP GALLERY
毎年数回、各地で展示会を開催して作品発表を行ってきました。 日本画・洋画・工芸、伝統・前衛など、ジャンルにこだわらず、新しい世界を開きたいと思っています。
COMMENT
会員登録をしてコメントしよう!